フリーランスとして活動するSEの働き方は、作業時間の自由度が高いことがまず挙げられます。また、自分のペースで仕事を請け負える点も、メリットといえるでしょう。一方、一人前のフリーランスとして仕事を続けるには、システム開発やセキュリティ、プログラミングなどのIT分野の専門知識と技術が欠かせません。その他にも、様々なスキルが必要となるため、早いうちから独立に向けて準備を始めることが大切です。
特に、クライアントから直接仕事を請け負いたいなら、お互いのミスマッチを防ぐため、依頼内容や報酬額、納期などの交渉をしっかり行いましょう。そこで、日ごろから電話やメール、SNSを利用したコミュニケーションの取り方を、しっかりとマスターすることが大事です。また、フリーランスを始めたばかりの場合、思うようにクライアントに継続してもらえなかったり、納期に遅れたりとトラブルが起こりかねません。
こうした問題に対処するには、自分のスキルに合う仕事を引き受けることが大切です。そして、定期的にクライアントと連絡を取り合う、自己管理を徹底的することも欠かせません。その他、個人事業主として活動する場合、社会保険や納税手続きの進め方を、正しく理解しておくことが重要です。なお、フリーランスのSEがスキルアップを図るには、日々の仕事の合間に様々な年齢層のフリーランスが集まるセミナーや講演会にに参加して、他の参加者の話を聞く方法があります。